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医療の現場の人だからこその言葉

私は大学生のころ、目標も持つことができず、学校にも行っていなかったため、単位の取得もままなりませんでした。
結局、そういった生活が続き、仕送りを止められたことで、学校を退学することになりました。
お金も無くなることから、働かざるを得ない状況になり、仕事を探す活動を始めることにしました。
当初は、やりたい仕事もなかったものの、とりあえず住み込みで就職できそうな所を中心に探しました。
その結果、医療系の介護の仕事であれば、比較的簡単に仕事を得ることができることが判りました。
何か所を検討し、そのうちの一つにTELをしてみました。
一通りの仕事内容を聞いた後に、いつから仕事がもらえるかを尋ねると、すぐにでも始めることはできる、と言われました。
しかし、その後、本当にやる気があるか念を押されました。
その時の声が鬼気迫るものがあり、中途半端な気持ちではとても続かないよ、という強いものを感じました。
数十年たって、最近の医療現場の映像を見ることがありますが、当時の私であれば、きっと続かなかっただろうと、思わずにはいられません。

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